ファイルの履歴を管理するためのシステムです。ファイルの履歴を保存し、古いバージョンの取り出しや、古いバージョンとの差分の参照ができます。
過去にはCVS、Subversionがよく使われ、最近ではGit、Mercurialなどがよく使われているようです。
私は以前はSubversionを中心に使っていましたが、現在ではGitを使うことが多くなりました。
リポジトリをサーバーで管理することで、サーバー上のリポジトリにあるファイルと、ローカルの作業用ファイルの2か所にファイルを配置することになり、簡易的なバックアップにもなります。
Gitはバージョン管理システムのひとつで、分散型のバージョン管理システムです。分散型は集中型と異なりローカルにリモートリポジトリのコピーを持つことができ、細かい修正をローカルリポジトリに対して行い、切りのよいところでローカルリポジトリの内容をリモートリポジトリに反映させるという使い方ができ比較的気軽に使えます。
開発者向けのソース共有サービスのGitHubもGitがベースになっていて、Git利用者増加の要因のひとつになっているようです。
Gitはインストール済みなのでサーバー上では特別な準備なしにすぐに使うことができます。
ローカルの環境では2013年10月時点でWindows 7を利用しているのですが、Git for Windowsを使っています。