cronで実行した処理がエラーを出力した時などにroot宛にメールが届きます。日常的にrootでログインしていればそれに気づきますが、普通はrootでログインすることはないので気づかずに放置ということになりかねません。
何かあったらすぐ知りたいので、root宛のメッセージを普段自分が使っているメールアドレス宛に転送することにします。
設定は/etc/aliasesで行います。
$ sudo vi /etc/aliases
Person who should get root's mailのコメントの下にroot宛のメッセージの転送設定がコメントアウトしてあるので、コメントアウトを解除して自分のメールアドレスを設定します。
root: 自分のメールアドレス
ファイアウォールの設定をするの設定例を参考にiptablesを設定していると、メール送信をブロックしてしまうのでそれを解除します。送信をブロックしていない場合は以下の設定は不要です。
/etc/sysconfig/iptablesを開きます。
$ sudo vi /etc/sysconfig/iptables
25番ポートの中から外への通信を許可するために下記を追記します。
# outgoing SMTP -A OUTPUT -p tcp --dport 25 -m state --state NEW,ESTABLISHED -j ACCEPT -A INPUT -p tcp --sport 25 -m state --state ESTABLISHED -j ACCEPT
設定を変更したらiptablesを再起動します。
$ sudo service iptables restart